これからの福祉は「措置」から「契約」と言われていますが、選択肢がなければ「契約」にはなりません。 選択するためには、福祉サービスの供給の充実とともに、「情報」が必要です。しかし、従来の情報提供は、市町村の枠組みとサービス提供側の論理が中心になった行政サイドの情報に頼らざるを得ませんでした。そうではなくて、福祉サービスを知る手段をサービスを受ける当事者が中心となって作ろうというのが今回のねらいです。 |
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H13.3〜H13.9 ガイドブック作成(原稿執筆・原稿入力・編集) |
就学時 就学対策、家族対策(特に祖父母)(親の人生設計の見直し) 学校 教育(普通、心障、養護、混合教育)、放課後(学童、障害児のサークル活動)、余暇(色々な活動の紹介)ヘルパー、ボランティア、レスパイト、介護助成関係、生活支援(生活に必要なサービス)等 それぞれの項目ごとに各地域のサービスの比較表、利用者の感想、エピソード、評価表にもとづく採点という内容を予定。 ガイドブック出版と同時にホームページへの同内容の掲載も考え、以降の更新も行いたい。 |
しかも、その生活支援のための情報整理を「当事者の主体性の回復」の理念をもって、その母親達が中心となって、自分達のために情報を集め、その情報を評価し、公表することは、「当事者主体」「契約」「在宅福祉」の推進に大きく寄与するでしょう。 さらに、その情報集めの活動を、ガイドブック完成以降も地域支援のネットワークづくり及びサービスを獲得するためにも役立てていきたいと思います。 |