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『全国で、楽しい放課後・余暇(課題)』
  盛岡市 NPO法人 のびっこ寮・育センター 鏡 雅子

「のびっこ寮育センター」には、盛岡市内の養護学校2校、盲学校、市内の小学校3校、隣の村の小学校1校から、毎日、30人近い子供達が集まっています。小学1年生から高校生まで、様々な年齢の子達が集まっています。センターのある場所は住宅地で車の通りが少なく、公園が何ヶ所もあり、散歩の場所には事欠きません。坂道の多いこともあり、周辺を歩くだけでもいい体力作りとなります。1列で歩く、前の人と離れずに歩く、は簡単なようで、簡単でない子が多いので、散歩だけでも学習の場となっています。一人で歩いたり、二人で手をつないで歩いたり、公園から一人で帰ることでも、いい体験です。1年、2年生の頃はすぐに座り込んでいた子も、毎日の積み重ねで、今では1時間以上も歩くようになりました。

冬は雪道、凍った道もあり、かなり緊張もしますが、滑ったり、転んだりしながらも歩き方を取得しているようです。雪国の子といっても学校へ車で送迎が多いので、散歩は貴重な体験になっています。
 外では、寄付して頂いた自転車で遊ぶ子もいます。家庭では目が離せないため、のびっこで乗せてくださいと、自分用の自転車を置いている子もいます。ただ、台数が少ないので、のびっこにあるものはみんなで共有しています。補助つきが3台、補助なしの子供用が4台、大人用が3台ありますが、交代で乗っています。学生達が来ているときは、(学生達は自転車できているので)一緒に近くを乗り回してくることもあります。(ただし、学生の言う事を聞かない子はまだ、外には出られませんが。)キックボードや、一輪車も寄付で2台ずつあります。キックボードは、一人でスイスイ乗り回したり、ジャンプしてみせたりする子もいます。一輪車を乗りこなす子はまだいませんが、意欲はあるので、いつか、上手に乗りこなせるといいなあと思います。

室内では、積み木・ブロック・電車・自動車・合体するおもちゃ・おままごとセット・ボール・ミニトランポリン・パズルなど、あらゆるおもちゃがあり、見学に来る子供達には魅力的なようです。いろんな方から寄付されたものばかりですので、種類が豊富です。他にも洗濯バサミや、ホースを短く切ったものでヒモ通しをするとか、紙コップを積み重ねるなど、いろいろな道具を使っての遊びも用意しています。大人が関わらないと遊べない子もいますし、大人としか遊べない子もいます。一人で、黙々とレールを組み立てて遊ぶ子もいます。いろんな子供達がいるので、大人の関わりも様々です。積極的に関わる場合もあれば、おもちゃを用意して見守るときもあれば、せっかくつくったものをわざとこわして邪魔をする、なんてこともあります。どの子にも同じ対応、同じ遊び方ということはないので、見る人によっては、散漫に遊んでいると見られがちですが、子供達、一人一人が、時間の使い方を覚えていくことが大切だと思います。将来、自分の余暇の時間を自分で過ごすようになってほしいと思っています。  

季節の行事は、学校で取り組んでいるため、あえて取り組まないのですが、クリスマス会には力を入れていて、年に1度、ホテルでクリスマスパーティーを開いています。「のびっこ寮・育センター」を利用する青年達や、いろんな家庭の方が参加しますが、それに学童の子供達が参加しています。学童の子供達の出し物は毎年考えて、寸劇をしたり、ダンスを踊ったり、それに向けて練習する事も多いです。昨年は、1年間の活動をスライド上映しましたが、ナレーションを子供達が担当して、お母さん達から大変喜ばれました。寸劇では衣装や大道具を作るなど、大変なときもありますが、学校の劇をパロったりするときもあり、衣装を貸してもらうなど、協力してもらっています。学校では主役になれなかった子が、主役の衣装を着せてもらう事もあり、子供達も喜んでいます。

NPO 法人 のびっこ寮・育センター 代表 鏡 英夫
住所 〒020-0111 盛岡市黒石野1丁目19-23 TEL 019-663-2013

紹介記事 リンク切れ いわてコミュニティ・ビジネスWEBサイト http://www.ginga.or.jp/~cb/
紹介記事 岩手日報 2004.5.2. リンク切れ
2003年版

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